【8月28日 AFP】男子テニスの下部ツアー大会、ラファ・ナダル・オープン(2019 Rafa Nadal Open Banc Sabadell)は27日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-3、6-4でノルベルト・ゴンボシュ(Norbert Gombos、スロバキア)を下し、3回戦に進出した。

 優勝経験もある全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)のスポットライトから遠く離れた場所で、現在世界ランキング328位のマレーは、シングルスでプレーできる体を取り戻すべく14年ぶりに下部ツアーに参戦し、全米オープンに出場中のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の名前を冠した大会に出場している。

 この日は世界115位のゴンボシュと対戦。第1セットは第4ゲームをブレークした後、すぐにブレークバックされたものの、第6ゲームで再びブレークを奪ってリードを取り戻すと、そのまま難なくこのセットを獲得した。

 第2セットも似たような展開となり、ゲームカウント2-1のマレーの1ブレークアップから、ゴンボシュがブレークを返して4-4のイーブンに持ち込んだが、直後にまたしてもマレーがブレーク。最後は自身のサービスゲームをラブゲームで取り、約1時間45分で勝利を収めた。

 26日の1回戦で、今大会がプロデビュー戦だった17歳のイムラン・シビーユ(Imran Sibille、フランス)を6-0、6-1で下したマレーは、これで2日連続となるシングルスでの白星を飾っている。(c)AFP