【8月23日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、スペイン・マヨルカ(Mallorca)島で来週行われるラファ・ナダル・オープン(2019 Rafa Nadal Open Banc Sabadell)のシングルスに出場することが決まった。マレーがATPチャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)の大会に参加するのは14年ぶり。

 32歳のマレーは、スペインでの下部ツアーでシングルスに集中し、自信をつけるため、すでに全米オープン(US Open Tennis Championships 2019)でのダブルス出場を見送ると認めている。

 1月に行われた全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2019)の1回戦で敗れた後、股関節の手術を受けたマレーは、6月のフィーバーツリー選手権(Fever-Tree Championships 2019)を皮切りにダブルスで段階的な復帰を始めた。

 しかし、今月途中からはダブルスの出場をやめてシングルスでのプレーに専念。ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)ではリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)にストレート負けを喫し、ウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2019)でもテニス・サングレン(Tennys Sandgren、米国)に敗れ、1回戦敗退となった。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る元王者がチャレンジャーツアーに参戦するのは、2005年に18歳で出場したベルギー・モンス(Mons)大会以来。

 その他には、ミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)やルカシュ・ロソル(Lukas Rosol、チェコ)、セルジ・スタホフスキ(Sergiy Stakhovsky、ウクライナ)らが出場選手に名を連ねている。(c)AFP