【8月29日 CNS】中国・山西省(Shanxi)長治市(Changzhi)襄垣県(Xiangyuan)の宝峰湖のほとりにある広大な花畑「万畝花海」で色とりどりの花が咲き誇り、最も見ごろの時期を迎えている。

 1300ヘクタールの「万畝花海」には桜の園、ハイビスカス園、クローブ園、カイドウ園、バラ園の5つのエリアがあり、観賞シーズンは11月上旬ごろまで。春は山の花々が咲き、夏は緑が広がり、秋はあでやかな花が咲き、冬でも緑の自然が満ちあふれ、四季それぞれの風景を楽しめる。

「万畝花海」は、襄垣県が自然保護と村おこしを目的に開発したプロジェクトだ。宝峰湖湿地公園と森林公園を中心に、四季を通じて緑豊かな空間を創造しようと、山や河川、森林、畑、湖を総合的に管理している。また、地元の村人たちに農家での宿泊や民芸商品の開発などのビジネスを奨励。農村を伝統的な農業から、観光産業や電子取引業などに転化させようとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News