【8月23日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の鉄路警察は15日、出稼ぎ労働者の子供らのために準備したスマート・リストバンドなどの位置情報と緊急通報機能のついたグッズを公表した。

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 夏休みに入ると、農村から大都市に出稼ぎに行った両親に会うため、多くの子供らが農村から南京にやってくる。この子供たちを称して「小さな渡り鳥」という。

 大都市にやってきた「小さな渡り鳥」の安全は、親にとって最も心配なところだ。南京鉄路警察は、栖霞区(Xixia)政府と邁皋橋(Maigaoqiao)街道(注:行政の末端組織の一つ)と共同で、都会で働く両親のもとに一時身を寄せ、鉄道沿線に暫定的に居住している子供らを対象とし、スマート・リストバンドとキーホルダーを配布した。保護者はスマートフォンのアプリを通して、子供らの動きを随時把握できる。(c)CNS/JCM/AFPBB News