【8月16日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2019)は15日、男子シングルス3回戦が行われ、予選勝者の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)はアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)に7-5、6-4で勝利し、初のマスターズ1000(ATP Masters 1000)8強入りを果たした。

 世界ランキング77位の西岡は試合後、「マッサージやストレッチなど、フィジオに非常に助けてもらっている。それに毎晩、日本食を食べている」と語った。「きのうはサーモンや米とか、他にも日本食を食べた。それが大きな力になっている」

 前日の2回戦で大会第6シードの錦織圭(Kei Nishikori)を破っていた西岡はこの日、デミノーから2度のブレークを奪うと、自身は一度もブレークポイントを許すことなく、82分で試合を終わらせた。準々決勝ではアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を7-6(8-6)、6-2で下した第16シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)と対戦する。

「僕にとって非常に特別な瞬間。マスターズ1000ではベスト8に入るチャンスがこれまで2度あった」「この結果が本当に欲しかったから、きょうはとても幸せ」

 また、自身が入っているドローの下半分にはシード選手が数人しか勝ち残っていないが、先のことは考えないようにしているとして「1試合に集中するが、下半分の山は全員にチャンスがある。できるなら僕がそのチャンスをつかみたい」と話した。

「自己最高のランキングは58位。今年はランキングが少しずつ上がっていて、この大会でついに大きなポイントを獲得した」「もっと順位を上げられると確信している。今年の目標はトップ40入り。それができると信じている」 (c)AFP