【8月10日 AFP】スペイン2部リーグのレアル・サラゴサ(Real Zaragoza)は9日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に所属する香川真司(Shinji Kagawa)の獲得を発表した。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でもプレーした30歳の香川は、2013年以降は1部から離れ、昨季2部で15位に沈んだサラゴサと2年契約を結んだ。

 香川はこれまでにブンデスリーガとドイツカップ(German Cup)で2度、プレミアリーグで1度の優勝を経験し、日本代表としてはW杯(World Cup)に2度出場するなど97キャップを誇る。

 2010年にドルトムントに加入した香川は、当時のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の下で見事なパフォーマンスを披露し、2シーズン後にユナイテッドに移籍した。

 その2年後、イングランドで苦しんだ香川はドルトムントに復帰したが再び好調を取り戻すことにもがき、今年1月にはトルコ1部のベシクタシュ(Besiktas)にローン移籍していた。

 香川は来週にもサラゴサの本拠地エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ(Estadio de La Romareda)で移籍会見に臨み、17日にホームで行われるCDテネリフェ(CD Tenerife)とのリーグ開幕戦に出場する可能性がある。

 ドルトムントはツイッター(Twitter)を更新し、「ドルトムントでの素晴らしい7シーズンを終え、われわれは別れを告げる。黒と黄色のレジェンドよ永遠に」とつづった。(c)AFP