【8月8日 CNS】中国の都市の「レジャー指数」を測る「レジャー緑書:2018~2019年中国レジャー発展報告書」が5日、発表された。トップ10は上海、三亜(Sanya)、北京などで、このうち8都市は東部地区に、2都市は西部地区にある。

 同報告は、中国社会科学院の財経戦略研究院、旅游研究センターと社会科学文献出版社の共編によるもの。都市のレジャー指数の評価体系(都市のイメージや評判、空間と環境、経済と産業、施設とサービス、生活と消費および旅行注目度)に基づいて計算し、中国の290都市のレジャー建設について総合的分析と評価を行っている。

 ワースト10の都市には畢節(Bijie)、菏沢(Heze)、内江(Neijiang)などが入り、4都市は東部地区、2都市は中部地区から、4都市は西部地区に属している。

 分析結果から見ると、東部地区は都市イメージや評判と生活、消費などの面で中西部に比べ評価が優れていたが、環境や空間の面では東部地区は劣勢にあり、華北や華中地区は空間や環境面で他地区に比べ優れていた。

 レジャー経済と産業の面では、トップ3は三亜、舟山(Zhoushan)、珠海でいずれも東部地区の都市だった。一方、ワースト20位の中で東部地区に入る都市はわずか2都市しかなかった。ランキングの分布から、レジャー施設やサービス、レジャー経済と産業の面で東部地区は強いことが分かる。(c)CNS/JCM/AFPBB News