【7月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のフランク・ランパード(Frank Lampard)監督は16日、古巣を率いるというおそらくはキャリア最大の挑戦に臨む中で、過去を振り返ることはしないと話した。

 今月初め、古巣であるチェルシーに指揮官として復帰することが発表されたランパード監督は、親善試合が2戦予定されている日本で「私としては、過去を振り返ることはしない」とコメントした。「クラブのことも選手のこともよく知っている。選手たちと、こう働きたいという自分のやり方がある」

 ここ数年のベストプレーヤーだったエデン・アザール(Eden Hazard)がレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍したチェルシーは、2度の移籍市場において選手登録が禁止されている。

 そうした中でチェルシーを率いるのは大変な仕事になるだろうとランパード監督も認めたが、補強禁止処分についてあれこれ悩む理由はないと話した。

「非常に良い選手を引き継いだと思っている。補強することができないのは分かっているが、チームにはとても満足している」「私の今の仕事は、このプレシーズンでチームと共にハードワークすること。選手たちにはボールがあるときもないときもエネルギッシュかつスピード感あふれるプレーを見せてほしい。ボールを失ったら、すぐに奪い返してほしい」

 チェルシーは19日にJリーグ1部(J1)の川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)、23日にスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)と対戦する。(c)AFP