【7月14日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、コパ・アメリカ(2019 Copa America)欠場につながった足首のけがは「ほぼ100パーセント」回復したと話し、うわさされているスペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)への復帰に関連するような動画をSNSに投稿した。

 この日、自身の慈善団体がサンパウロ(Sao Paulo)で開催した5人制サッカーの大会に登場したネイマールは、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)からの移籍に関する質問はかわしつつ、体の状態については地元ブラジルのメディアに対して「ほぼ100パーセント回復している。足りていないのはトレーニングだ」と話した。

 PSGはすでに前週から練習を再開しているが、ネイマールが予定されていた8日の合流日に姿を見せなかったことにクラブは怒りを見せている。ネイマール本人と父親は、慈善団体の仕事でブラジルに残ることでPSGとも事前に話がついていると強調したが、練習欠席がバルセロナ復帰に関するうわさを過熱させている。

 そしてこの日、ネイマールはうわさの火にさらに油を注ぐような動画をSNSに投稿した。10秒間のその動画には、バルセロナ時代のユニホームを着た自身と父親、そして「あなたを攻めるために作られる武器は、どれも役に立たなくなる」という聖書の一節が映し出されている。(c)AFP