【7月17日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)連雲港市(Lianyungang)沖合ある小島「開山島(Kaishandao)」で、知能制御の分散型ミクロ発電─電力消費ネットワーク(マイクログリッド)が完成、運転を開始した。

 開山島のマイクログリッド完成後、通常で太陽光と風力で毎日約420キロワットを発電し、全島の電力需要をカバーする。台風や暴雨のような非常時への対応としては、660キロワットの電力が蓄電可能で、それ以外に50キロワットのディーゼル発電機も備え、3日間分の通常電力需要を賄うことができる。

 また、島の海水淡水化プラントで毎日約10トンの真水を生産できるため、島を守る民兵と島の見学者にとって、日常の電力・水の需要への不安は解消されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News