バンクシーのホームタウン、英ブリストルは大きなキャンバス
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■「サンタクロースのような存在」
ブリストルを徒歩で散策すると、この町がグラフィティと特別な関係にあることがすぐに理解できる。ベッドミンスター(Bedminster)地区では「都会のフレスコ画」をあちこちで見ることができ、いわばオープンエアの美術館のようになっている。
そんなブリストルの町とバンクシーは、まるで協定関係で結ばれているかのようだ。バンクシーは町に作品を提供し、町は彼の匿名性を守る一助となっている。
ブリストルにあるアップフェスト・ギャラリー(Upfest Gallery)のスティーブ・ヘイルズ(Steve Hayles)氏は、「彼の素性が明るみに出そうになったことがこれまでに何度かあったが、住民らはそれを防ぐために相談し、行動した」と話す。
「彼はサンタクロースのような存在だ。みんなその夢を台無しにしたくないと思っている」 (c)AFP/Edouard GUIHAIRE