【6月15日 AFP】中東のオマーン湾(Gulf of Oman)で攻撃を受けたタンカーについて、この船を運航する日本の海運会社は15日、タンカーがアラブ首長国連邦(UAE)の港に向かっていることを認めた。

「国華産業(Kokuka Sangyo)」はタンカーがUAEの港に向かっていることを確認。広報担当者は、オマーン湾沿いにあるUAEの港2か所の名前を挙げ、「フジャイラ(Fujairah)とホールファカン(Khor Fakkan)は非常に近い位置にあるが、タンカーがどちらに向かうのかはまだ分からない」と説明した。

 発火性の高いメタノールを積んでいたタンカー「コクカ・カレイジャス(Kokuka Courageous)」は13日、オマーン湾を航行中に爆発に見舞われた。

 爆発による火災は直ちに消し止められたが、乗組員1人が軽傷を負った。(c)AFP/Shatha Yaish with Gregory Walton in Doha