【6月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は1日、決勝が行われ、リバプール(Liverpool FC)が2-0でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を下して通算6度目の優勝を飾った。

 リバプールのサポーターは、同市内のウオーターフロントに設置された巨大スクリーンで試合を観戦し、タイトル獲得に喜びを爆発させた。

 マージー川(River Mersey)沿いのリバプール・エキシビション・センター(Liverpool Exhibition Centre)に集まった人々は、どんちゃん騒ぎでクラブのアンセム「You'll Never Walk Alone」を熱狂的に歌い上げ、主将のジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)がトロフィーを掲げると、大きな歓声を上げた。

 59歳の男性は「サッカーに関してこんな気持ちになるのは初めてだ。なんとも言葉にできない。リバプールが本当に大好きだよ」と語った。

 熱狂的なリバプールファンが、約1400キロメートル離れた試合の開催地スペイン・マドリードで大騒ぎする中、リバプール市内のサポーターたちはそこに行けない中でも夢中で楽しんでいた。

 52歳のサポーターは「マドリードに行くことはできなかったが、ここは世界で2番目に最高の場所だ」と語った。(c)AFP