【6月1日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2019)は31日、第19ステージ(トレヴィーゾからサンマルティノディカストロッツァ、151キロメートル)が行われ、ミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)のエステバン・チャベス(Esteban Chavez、コロンビア)がステージ優勝を飾った。総合首位はモビスター・チーム(Movistar Team)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)が維持した。

 平均勾配5.6パーセントの残り13.6キロに突入した逃げ集団から抜け出したチャベスは、残り約3キロで一人旅となり、フィニッシュを迎えた。

 2位には2度のチェーントラブルを乗り越えたアンドローニジョカットリ・シデルメク(Androni Giocattoli Sidermec)のアンドレア・ヴェンドラーメ(Andrea Vendrame、イタリア)、3位にCCCチーム(CCC Team)のアマロ・アントゥネス(Amaro Antunes、ポルトガル)が続いた。

 カラパスは総合3位につけるチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)の終盤の仕掛けに動じず、同選手と同じ集団の中で山頂フィニッシュを果たした。また総合2位につけるバーレーン・メリダ(Bahrain-Merida)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)もポジションを守った。(c)AFP