【5月17日 AFP】米ニューヨーク市のビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は16日、すでに候補者が乱立している2020年大統領選への出馬を表明した。メディアの反対や世論調査の悲惨な結果をものともせず、自らが「詐欺師」と呼ぶドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を打倒する見込みが最も高い候補者として民主党候補指名争いに挑む。

 次期大統領選の民主党候補者として23人目となるデブラシオ氏は、共和党のトランプ大統領との対決姿勢を前面に出し、米国人労働者層の見方だと主張するトランプ氏を「詐欺師のボス(Con Don)」と称した。デブラシオ氏は出馬を表明した動画の中で、「ドナルド・トランプは阻止されなければならない」と宣言。自分はトランプ氏と「対決する方法を知っている」と訴えた。一方トランプ氏は朝方のツイッター(Twitter)への投稿で、デブラシオ氏を「米国で最悪の市長」と酷評している。

 デブラシオ氏はアイオワ州やサウスカロライナ州など予備選の開催時期の早い州を訪問しこの数か月、大統領選への出馬の可能性を模索していた。

 ただ世論調査によると、民主党候補の指名争いでは前副大統領のジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)氏が最有力候補。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員がこれに続き、デブラシオ氏の選挙運動はこれまで嘲笑の的になっている。(c)AFP/Catherine TRIOMPHE