【5月19日 東方新報】中国・北京市の「水立方(ウォーターキューブ、Water Cube)」の愛称で知られる国家水泳センターが「アイスキューブ(氷立方)」に生まれ変わる改築プロジェクトが、このほど始まった。改築後は、競技ホールにカーリング競技の会場を設けると同時に、南広場の地下には「アイススポーツセンター」を新設する。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 カーリング場は、今年末までに国際競技が開催できる機能を整備するという。「アイススポーツセンター」は、9月までにメイン構造の施工を終えて、来年2月までの工事完了と開業を目指す。

 北京冬季五輪開催期間中は関連競技施設として、また大会の終了後は冬季五輪の重要遺産として、氷の状態を恒久的に維持し、氷上スポーツのトレーニングと体験用施設として用いる予定だ。年間受け入れ人数は10万人に上ると見込んでいる。(c)東方新報/AFPBB News