ペレ氏が退院、尿路結石の除去手術成功
発信地:サンパウロ/ブラジル
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【4月16日 AFP】サッカー界のレジェンドである元ブラジル代表のペレ(Pele)氏(78)が15日、尿路結石で入院していた同国サンパウロ(Sao Paulo)市の病院を退院したことが分かった。担当医師が明かした。
ペレ氏は尿路感染症の治療を受けていたフランスから帰国した後、9日にアルベルト・アインシュタイン病院(Albert Einstein Hospital)に入院。その後13日に結石の除去手術を受けていた。
病院は当初「尿管結石」と説明していたが、13日にペレ氏が受けたのは「尿道結石」の除去手術だった。医師は手術について「成功した」と発表している。
史上最高のサッカー選手として広く評価されているペレ氏は、フランス代表FWのキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)と宣伝イベントに出席した後に体調を崩し、仏パリの病院に約1週間入院していた。
ブラジル代表が近代サッカーの定義を変えた1970年のメキシコ大会など、W杯(World Cup)で3度の優勝経験を持つペレ氏は近年、何度か健康状態を悪化させていた。(c)AFP