ペレ氏がリオ五輪記念ソングを発表、タイトルは「希望」
このニュースをシェア

【7月17日 AFP】サッカー元ブラジル代表のペレ(Pele)氏が、南米大陸で初の五輪開催となるリオデジャネイロ五輪(8月5日開幕)を祝う記念ソングを発表した。
ペレ氏が15日に発表した曲は「エスペランサ(Esperanca、希望)」というタイトルで、ダウンロードサイトで販売されている。ペレ氏は先日、笑顔でマイクの前に立つ自分の画像をソーシャルメディアに投稿し、リリースが待ちきれないと書き込んでいた。
曲は子どもの声のコーラスも入ったキャッチーなナンバーで、「ブラジルのフェスティバル」を想起させる歌詞の「歓喜と感動で世界を幸せにする」曲になっているという。
3度目の結婚が先日明らかになった75歳のペレ氏は、1960年から音楽活動を行っており、これまでもたびたび楽曲を発表している。2006年には、ブラジルのシンガー・ソングライター、ジウベルト・ジル(Gilberto Gil)とのコラボで「ペレ・ジンガ(Pele Ginga)」というアルバムも発表した。
現役時代に通算1363試合に出場して1218得点、ブラジル代表では91試合に出場して77得点を記録しているペレは、W杯を3度制した経験を持つ史上唯一の選手で、歴代最高の選手の一人に数えられている。
1999年には、国際オリンピック委員会(IOC)から20世紀最高のスポーツ選手の一人に選出され、その1年後には、国際サッカー連盟(FIFA)から20世紀最高の選手に認定された。(c)AFP