【4月12日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのメジャー第1戦、第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)は11日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で開幕し、メジャー通算14勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)はフロントナインでバーディーチャンスを逃す場面がありながらも、手堅く優勝争いに加わるべく2アンダー「70」の11位タイにつける好スタートを切った。

 自身5着目のグリーンジャケット獲得と2008年シーズン以来のメジャー制覇を目指しているウッズは、マスターズを制した1997年、2001年、02年大会の初日と同じスコアを記録し、「きょうのプレーは上出来だったと思う」「かなり良いショットが打てた」とコメントした。

 最後にマスターズを制したのは2005年大会となっているウッズは、5番で5フィート(約1.5メートル)のパーパットを外したほか、6番のバーディーパットが短くなってしまうなど、フロントナインでは10フィート(約3メートル)以内のパットを決められなかった。

「ミスがあったのは確かだ」「いくつか読み違えてしまい、6番では悪いショットを打ってしまったが、それ以外は手堅くプレーできた日になった」

 ウッズは優勝した過去4大会のうち3大会で初日に「70」を記録してることを意識しており、「いいね、堅調なスタートだ」と話した。(c)AFP/Jim SLATER