【4月12日 東方新報】今年の「清明節(Qing Ming Festival)」連休(4月5~7日)中、北京では様々なイベントが行われ、行楽客の数も大きく増加した。北京市文化観光局によると、主な観光スポット161か所を訪れた観光客の数は、昨年の同時期を25.4%上回る延べ616万5000人で、営業収入も20.9%増え、約2億6700万元(約44億2000万円)に達した。このほか、連休中に500件以上のイベントが行われ、54万7000人が参加したという。

 主なイベントとして、円明園(Yuanmingyuan)では「第24回ピクニック祭」、鳳凰嶺(Fenghuangling)で「第19回杏祭り」、玉淵潭公園(Yuyuantan)では「第31回桜文化祭」などが行われ、多くの観光客がつめかけた。

 概算統計によると、主な観光地で最も人出の多かったのは王府井(Wangfujing)で延べ100万人、次いで什刹海(Shichahai)が45万6000人、以下、玉淵潭公園が29万5000人、故宮博物院(The Palace Museum)が24万人などだった。(c)東方新報/AFPBB News