【3月13日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-3、6-4で同胞のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)に快勝し、4回戦進出を決めた。

 元世界3位で、現在は2度にわたる膝の手術を乗り越えてランキングを戻してきている友人のワウリンカを1時間足らずで一蹴したフェデラーは「序盤から感触が良かった」「計画がうまくいった。自分のサーブをしっかりとキープしながら、リターンでも相手の脅威となり、いろいろと織り交ぜることができた。それでスタンからリズムを奪えたかもしれない」と語った。

 先月のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2019)でキャリア通算100勝目を挙げ、今大会ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を抜いて単独トップとなる通算6度目の大会制覇を狙うフェデラーはまた「いつも思い通りにいくわけではない。でもきょうはうまくいったし、自分としては良い試合だった」と付け加えた。

 ワウリンカとの通算戦績を22勝3敗としたフェデラーは次戦、8強入りをかけて第22シードのカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)と対戦する。(c)AFP