【3月5日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが4日に発表され、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2019)を制してキャリア通算100勝目をマークしたロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が順位を3つ上げ、4位に浮上した。

 歴史的な偉業を成し遂げたフェデラーに決勝で敗れたステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)も1ランクアップしてトップ10入りを果たし、同大会で4強に入ったガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)は順位を4つ上げて19位につけた。

 メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2019)で、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)、ジョン・イズナー(John Isner、米国)という3人の最上位選手を破って優勝したニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は、39ランクアップの33位に急浮上。男子の中では最も順位が変動した選手となった。

 ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は前週の大会には出場しなかったが、メキシコ・オープンでわずかなポイントを獲得した同2位のナダルと同3位のズベレフに依然として大差をつけている。

 また、ブラジル・オープン(Brasil Open 2019)を制し、初のツアー優勝を果たしたギド・ペラ(Guido Pella、アルゼンチン)はキリオスとポイント数で並んだが、順位は一つ下の34位となった。

 ドバイ・テニス選手権で2回戦敗退となった錦織圭(Kei Nishikori)は順位を1つ落とし、7位となった。(c)AFP