【2月23日 東方新報】スマホ決済大手の支付宝(アリペイ、Alipay)を運営する螞蟻金融服務(アントフィナンシャル、Ant Financial)と米国を代表する薬局チェーン企業ウォルグリーン(Walgreen)はこのほど、今年4月から7000店超の店舗でアリペイの使用が可能になると発表した。中国国際放送局(CRI)が報じた。

 現在、中国人観光客が最も多いニューヨーク、サンフランシスコなどの3000超の店舗では、すでにアリペイによる決済が始まっている。

 アリペイは現在、世界40以上の国・地域の店舗とパートナーシップを築いている。世界各国で調査・分析、コンサルティング業務を展開するニールセン(Nielsen)が1月に発表した報告書によると、2018年に中国人観光客の3分の2が海外旅行の際にスマホ決済を利用しており、アリペイを使える小売店の6割で、アリペイの導入により客数と売り上げが向上したことが分かっている。(c)東方新報/AFPBB News