【2月16日 東方新報】中国の大手検索サイト百度(Baidu)は12日、中国中央テレビ(CCTV)で放映される元宵節(旧暦の1月15日)パーティーで、総額2億元(約32億8000万円)の紅包(Hongbao、お年玉)を提供すると発表した。

 1月28日から8日間開催された百度の「お年玉キャンペーン」では、総額19億元(約311億7500万円)が提供されている。

「春節お年玉キャンペーン」の闘いは、2014年の微信支付(ウィーチャットペイ、WeChat Pay)から始まり、その後、支付宝(アリペイ、Alipay)の「集五福イベント(5種類の福カードを集めて現金形式でお年玉をもらうイベント)」と、次第に春節前の娯楽として定着してきた。

 今年は百度や今日頭条(Jinri Toutiao)や抖音(Douyin)が次々と参戦し、春節お年玉の「遊び方」も多様化している。インターネットユーザー競争が白熱化していることの現れだ。(c)東方新報/AFPBB News