【2月3日 AFP】女子テニス、サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー(St. Petersburg Ladies Trophy 2019)は2日、シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)が7-6(7-5)、6-2で第4シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を下し、決勝進出を決めた。

 今大会でキャリア通算8勝目を目指す世界ランキング8位のベルテンスは、1時間38分でこの試合を制し、サバレンカとの戦績を3戦全勝とした。決勝では、第8シードのドナ・ヴェキッチ(Donna Vekic、クロアチア)と対戦する。

 現在27歳のベルテンスは「非常にタフな試合だった」「アリーナは素晴らしい選手。すごいハードヒットしてくるから、可能な時は攻撃的なプレーを心掛け、それが無理な時はとにかくボールを返そうとした。運よく、きょうはそれで十分だった」と語った。

 一方のヴェキッチは、この一戦の後に行われた試合でワイルドカード(主催者推薦)のベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)に6-2、6-2で快勝した。

 世界97位のベテランにレベルの差を見せつけたヴェキッチは「決勝に残れて本当にうれしい」「スコアが示すよりも、はるかに難しい試合だった。彼女(ズボナレワ)は非常にタフな選手で、たくさんボールを返してくる。だから自分は全てのポイントを全力でプレーしないといけなかった」と話した。(c)AFP