【1月22日 AFP】女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)は21日、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)で優勝したことで超有名人となり、日本では目立たないようにするためにウィッグとサングラスが欠かせないと明かした。

 陽気なキャラクターで知られる大坂は、米ニューヨークで日本人選手として史上初の四大大会(グランドスラム)優勝を果たし、この快挙によって母国で熱狂的な人気を博すようになった。そのことについて不満はないものの、最近日本に帰国した際には用心したという。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)で準々決勝に進出した21歳は、「あまり出歩かなかった。車で移動するだけっていう感じ」「夜に出かけたときはウィッグをつけた。自分としては、とても楽しかったけど」と語った。

 大坂によると、ウィッグを使用することは姉のアイデアだったといい、「姉が『どうすべきか分かるでしょ? このウィッグをつければいいんだよ。出歩きたかったら、適当にこれとサングラスをつければ』と言ったの」「個人的には必要以上に大げさな感じがする。正直言って、出歩いているときは誰も他人のことなんて見ていないと思う」と話した。

「私は肌が褐色だから、日本では少し目立ってしまうというのは分かる。だけど、周囲の人が私に気づくとすれば、スポーツウエアを着ているときや、テニスラケットを持ち歩いているときだけだと思う」 (c)AFP