【12月22日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は21日、7月に行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)決勝、フランス対クロアチア戦の総視聴者数は11億2000万人だったと発表した。

 FIFAは、6月14日から7月15日までの大会期間中、少なくとも1分間で「世界の総人口(4歳以上)の半数以上に当たる35億7200万人が、サッカー界で最高の大会を視聴した」と明かしている。

 FIFAが委任したこの調査では、同大会を3分以上見た人の数が前回大会(2014 World Cup)よりも10.9パーセント増えて30億4000万人になり、試合時間の3分の1、あるいは少なくとも30分観戦した人数は前回大会の19億5000万人よりも多い24億9000万人になったことが明らかになっている。

 FIFAはまた、生中継を視聴した人は全64試合の1試合平均で1億9100万人だったと算出している。

 さらに、テレビでの視聴環境が家にないものの「デジタル機器を用いたり、パブリックビューイング会場やバー、レストランといった場所で視聴したりした」人は全視聴者の9.5パーセントに当たる3億970万人だったとされる。

 決勝ではその割合が大きくなっており、FIFAはこの試合を自宅のテレビで観戦した人が8億8437万人だったのに対し、自宅外やデジタル機器で見た人は2億3182万人だったと推定している。(c)AFP