【11月27日 AFP】男子テニス、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2018)を制したクロアチア代表チームが26日、母国に凱旋(がいせん)し、首都ザグレブのメイン広場に集まった数千人のファンから歓迎を受けた。

 敵地リール(Lille)で行われた決勝でフランスを破り、2005年以来2度目の大会制覇を飾ったクロアチアチームは、世界ランキング7位のマリン・チリッチ(Marin Cilic)を筆頭に特設ステージに立ち、ファンと共に「クロアチア、クロアチア!」と叫んだ。

 25日に行われたリュカ・プイユ(Lucas Pouille)との試合で優勝を決める白星を挙げた30歳のチリッチは「世界王者になり、このトロフィーをクロアチアに持ってくることができて本当に喜んでいる」と語った。

 また、7月に行われたサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)決勝でフランスに苦杯をなめたクロアチアにとっては、リベンジを果たした形となった。現地で観戦したコリンダ・グラバルキタロビッチ(Kolinda Grabar-Kitarovic)大統領は同日、選手たちにメダルを贈呈する予定だとされている。(c)AFP