【11月11日 AFP】女子テニス、元世界ランキング5位のルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)が10日、来年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)を最後に現役を引退すると発表した。

 現在31歳のサファロバは、準優勝を果たした2015年の全仏オープンテニス(French Open 2015)の数か月後に細菌感染症を患うなど、病気に苦しんできた。日々の移動に伴うストレスが負担になり始め、自らの意思で一線を退きたいと考えたという。

 現在世界ランク106位のサファロバは、これまでにシングルスでツアー7勝、ダブルスで同15勝を記録。四大大会(グランドスラム)では、ベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands、米国)とのペアで2015年と2017年の全豪オープンと全仏オープンで優勝。2016年には全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2016)でも栄冠に輝いている。

 また、国別対抗戦フェドカップ(Fed Cup)でも、チェコ代表として4度優勝を経験した。(c)AFP