イタリアはNLドロー発進、ジョルジーニョのPKで追いつく
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【9月8日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)は7日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ3ではイタリアが1-1でポーランドと引き分けた。ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)新体制の公式戦初戦は、ジョルジーニョ(Jorge Luiz Frello Filho‘Jorginho‘)のPKで敗戦を免れるという形となった。
イタリアはW杯優勝4回の過去がありながら、ロシア大会(2018 World Cup)では60年ぶりに本大会出場を逃した。そのチームの新指揮官に指名されたマンチーニ監督は、まだ課題が多いことを認め、「大きな試合はこれが最初だし、少しミスが起こるのは仕方がない。全体として選手は良くやった」とコメントした。
「難しい試合になるのは分かっていた。現時点で、相手はこちらよりも完成度が高いチームだ。しかし後半は技術的なミスが減ったし、その45分については満足している。その前はミスが多すぎた」
この日のイタリアは、ピッチのさまざまなエリアで問題を抱えていて、40分にピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)のゴールでポーランドが先制すると、怒ったボローニャ(Bologna)のスタディオ・レナート・ダッラーラ(Stadio Renato Dall'Ara)の観客は口笛を鳴らした。
それでも後半は、71分にロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)に代わって投入されたフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)が、出場から数分後にPKを獲得。これをジョルジーニョが決めて追いつくと、その後も逆転ゴールを目指したが勝ち点1を獲得するにとどまった。
マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)は、インシーニェ、フェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi)とともに最前線で先発出場したが、60分過ぎに交代でベンチへ下がった。
この後イタリアは、敵地リスボンでクリスティアーノ・ロナウド(Federico Bernardeschi)のいないポルトガルと対戦。一方のポーランドは10月11日にポルトガル、14日にイタリアとのホーム2連戦に臨む。(c)AFP