【8月18日 AFP】サッカー元イタリア代表のMFクラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)は17日、25年を過ごしたイタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)からの退団を発表した。

「小さな王子」という愛称を持つ32歳のマルキジオは、生まれ故郷のクラブであるユベントスに7歳で加入し、その後セリエAを7度、イタリア杯(Italian Cup)を4度制している。

 イタリアにおける移籍市場が終了するこの日、ユベントスは「双方の合意」によりマルキジオとの契約を解除した。

 マルキジオはインスタグラム(Instagram)にユベントスのユースでプレーしていた際の写真を投稿し、「一晩中、無数の感情とイメージが私をつきまとった」と記した。

「一人の人間、そして一人の選手として私が人生をつづったこのストライプとこの写真をどうしても見続けてしまう」

「このユニホームを、何を差し置いても愛している。チームにとってベストなことが一番大事だということは納得している。きょうのような難しい日でも、私はその原理にしっかりと従うさ」

「あなた(ユベントス)は、この素晴らしい物語において最も美しい一部だった。だから、より特別な形でさよならを言えるさ」

「(自身の背番号である)8は上昇しようとする無限の印に他ならない」

 マルキジオがユベントス以外でプレーしたのはエンポリ(Empoli)にローン移籍した2007-08シーズンのみだが、2016年に膝に深刻なけがをしてからはチームを離脱する機会が増えていった。

 マルキジオは2006年の8月にユベントスでデビューして以来、389試合に出場し37得点を挙げている。(c)AFP