【7月7日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は6日、サッカー元イタリア代表の守護神ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)と契約延長オプション付きの1年契約を結んだと発表した。

 2006年のW杯ドイツ大会を制したイタリア代表の一員であるブッフォンは、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)との契約が6月に満了を迎えており、活躍の舞台をフランスの強豪PSGに移すことになった。

 PSGのナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長は「偉大なるPSGファミリーにジャンルイジ・ブッフォンを迎え入れることになり、われわれ全員が大きな誇りを感じている」とコメントした。

 イタリア代表として通算176試合に出場したブッフォンは、2001年にパルマ(Parma Calcio、当時はパルマAC)からユベントスに移籍して以来、通算9回のリーグ制覇を経験し、イタリア杯(Italian Cup)では4連覇を果たした。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)氏の新監督就任が決定して以降、クラブにとって初の戦力補強となったブッフォンは、自身初となるイタリア国外のクラブでプレーすることにワクワクしていると明かし、「母国を離れてプレーするのはキャリアを通じて初めてのことだし、このクラブが持つ野心的なプロジェクトこそが、自分に今回の決断を下させた」と述べた。

 PSGにはW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場したドイツ代表の一員であるケヴィン・トラップ(Kevin Trapp)や、フランス代表のアルフォンス・アレオラ(Alphonse Areola)が所属している。(c)AFP