【6月27日 AFP】マレーシア航空(Malaysia Airlines)の国内線を利用した乗客が、一緒に運ばれるはずだった飼い猫が行方不明になったとして同社を非難している。

 乗客の男性はフェイスブック(Facebook)に、マレーシア東部のラブアン(Labuan)島にある空港で、離陸前に地上スタッフが飼い猫を滑走路で逃がしてしまったと投稿。

 猫は施錠されたペット用のコンテナに入れて運ばれていたが、この男性は、搭乗手続きを行った後に何者かがコンテナを開け、適切な施錠方法を把握していなかったために猫が外に出てしまったと主張している。

 男性によると、職員は猫を10分間捜しただけで諦めてしまい、その後飛行機は首都クアラルンプールへ向けて離陸した。クアラルンプールに到着した後、乗務員も地上スタッフも何も知らなかったという。「電話1本もなければ、何が起きたのか説明する者もいなかった」と男性は話している。

 その一方、マレーシア航空は声明で、「弊社が積み荷すべてに真剣な関心と注意を払う」として、本件を調査中だと述べた。(c)AFP