【6月1日 AFP】イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のダービー・カウンティ(Derby County)は31日、元イングランド代表MFのフランク・ランパード(Frank Lampard)氏が指揮官に就任したと発表した。

 プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)で、選手として3度のリーグタイトルを獲得した39歳のランパード氏は、2016年に現役を引退。そして、今回ダービーとの間で3年契約を締結し、指導者としての一歩を踏み出した。

 ダービーは、今シーズン2部降格が決まったストーク・シティ(Stoke City)にギャリー・ロウェット(Gary Rowett)前監督を引き抜かれており、新指揮官を探していた。

 ランパード氏はダービーの公式ホームページで以下のように話している。

「これは監督として迎える最初の仕事だ。しかし、現役時代には何人かの最高の指導者の近くでプレーしてきた。自分自身、そしてフロント陣を含めた私の周りにいるチームの能力に自信を持っている」

「チームを指揮したことが一度もないから、簡単でないことは分かっている。しかし、この先に待っているチャレンジがとても楽しみだ」

「しっかりとした伝統や歴史のあるダービーのようなクラブをずっと率いてみたかった。だから、今回の監督就任は私にとって大きなチャンスなんだ」

 ダービーの前監督だったロウェット氏は今季、チームを昇格プレーオフに導いた。しかし、結果的には準決勝の対戦相手となったフラム(Fulham)が第1戦劣勢を跳ね返して勝ち上がり、さらにはウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われた決勝で、アストン・ヴィラ(Aston Villa)を下している。

 ランパード氏は来シーズンの目標に、2008年以来となるプレミアリーグ昇格を掲げた。ダービーはこの年、プレミアで最下位に沈み、2部に降格している。

 ランパードは「われわれが抱える卓越したユースやアカデミーの選手を発掘しつつ、昨シーズンの2部リーグで6位に入ったという実績を基盤にしたい」と付け加えた。

 ウェストハム(West Ham)でプロキャリアを始めたランパード氏は、その後チェルシーに加入し、13シーズンにわたって輝かしい時を送った。

 チェルシーで挙げた211得点は、いまだクラブの最多得点記録であり、同クラブでプレミアリーグを3度、FAカップ(FA Cup)を4度、UEFAチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)とUEFAヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)をそれぞれ1度ずつ制している。

 ランパードの選手としてのキャリアはニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)で終わりを迎えたが、ローン移籍という形で一時的にイングランドへと戻り、マンチェスター・シティ(Manchester City)の選手としてチェルシーからゴールを奪っている。(c)AFP