【5月13日 AFP】17-18フランス・リーグ1は12日、第37節が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は負傷離脱中のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が観戦する中、レンヌ(Stade Rennes FC)に0-2で敗れ、低調な内容で今季ホーム最終戦を終えた。

 PSGはこの日、本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)でのホームゲームはこれが最後となるティアゴ・モッタ(Thiago Motta)が献上したPKからレンヌのベンジャミン・ブリジョー(Benjamin Bourigeaud)に今季リーグ戦10得点目を許すと、その後もアドリアン・ユヌ(Adrien Hunou)に見事なボレーシュートで追加点を奪われた。

 しかし、この日は無得点に終わったものの、今季37試合で108得点を決めて独走でリーグを制したPSGにとって、悪い試合内容はすぐに忘れてしまえるもので、試合後にはファンの前でトロフィーを掲げた。チームは8日にレ・ゼルビエ(Les Herbiers)を下してフランス杯(French Cup 2017-18)を制し、国内3冠も決めている。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)で結果を残せず、退任が決まっているウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、ファンとクラブに感謝の意を表し、「このPSGのプロジェクトは非常に力強いものだ。粘り強さと一貫性、そして懸命な努力を通じて、将来のチャンピオンズリーグ戴冠を目指さなくてはならない。PSGの健闘を願っている」とコメントした。(c)AFP