【5月1日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は30日、コーリー・シーガー(Corey Seager)遊撃手が肘の手術に踏み切ることになり、2018年シーズンの残りを欠場すると発表した。

 2016年のナ・リーグ新人王でオールスター選出2度を誇る24歳のシーガーは、右肘の靱帯(じんたい)損傷でトミー・ジョン手術を受けることになった。先月28日に行われたナ・リーグ西地区のライバル、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)との一戦では2点本塁打を放つなどチームの勝利に貢献しており、今季は合計26試合に出場して打率.267、2本塁打、13打点を記録していた。

 昨季のワールドシリーズで惜しくも敗れているドジャースは、すでにジャスティン・ターナー(Justin Turner)三塁手も負傷で戦列を離れるなど打線の鍵を握る戦力が不在で、開幕スタートにつまずいている。今季の通算成績は12勝15敗で同地区4位に低迷しており、首位アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)に7ゲーム差をつけられている。

 シーガーの今季絶望が確定したことにより、ドジャースはトリプルAのオクラホマシティ・ドジャース(Oklahoma City Dodgers)からブレイビック・バレラ(Breyvic Valera)を呼び戻すことになった。(c)AFP