【4月29日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は28日、来たる米朝首脳会談をめぐり文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)韓国大統領と電話会談した後、「事は大変順調に進んでいる」と述べた。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)に、「たった今、韓国の文大統領と、長くとても素晴らしい会談をした。事は大変順調に進んでおり、北朝鮮との会談の時と場所が決まろうとしている」と投稿した。

 さらにトランプ氏は、「日本の安倍(晋三、Shinzo Abe)首相とも話して、今行われている交渉について知らせた」とした。

 文大統領は27日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョン・ウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長との間で歴史的な首脳会談を行い、恒久的な平和を追求することや、朝鮮半島の非核化を完了させることで合意した。

 トランプ氏は同日のツイートで、米朝首脳会談の開催地の候補が2か所に絞られたと発言した。同氏は具体的な場所に言及しなかったが、米CBSニュースはモンゴルとシンガポールが最終候補であると報道。一方、シンガポールのリー・シェンロン(Lee Hsien Loong)首相は、同国での開催の正式な申し入れは受けていないと述べている。(c)AFP