【4月8日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは7日、第33節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)が2得点の活躍をみせ、ストーク・シティ(Stoke City)に2-1で勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)出場権確保へ前進した。

 エリクセンは後半7分にデレ・アリ(Dele Alli)のクロスに合わせて先制点を奪うと、守護神ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)の不用意なミスから同点に追いつかれたものの、同18分に直接FKでチームに決勝点をもたらした。

 エリクセンの2得点目は当初、フリーキックにヘディングで合わせようと飛び込んだハリー・ケイン(Harry Kane)のゴールと判定されていた。ケインは試合後「あれは自分の得点だった。僕の肩をかすめてゴールに入ったんだ」と主張すると、エリクセンは「彼が自分が得点を決めたように喜んでいたので、僕は彼の言葉をそのまま受け取った」と述べた。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、「映像を確認する時間がなかったけれど、ハリーは自分の肩に触れていると言っていた」と話しながらも、誰が得点を決めたのかはまったく気にしておらず、「われわれにとって一番重要なのは勝ち点3を獲得したことだ。ハリーまたはクリスティアンの得点であっても、私は満足している」と語った。

 トッテナムはこの勝利で、同日にエバートン(Everton)とスコアレスドローに終わった3位リバプール(Liverpool FC)と勝ち点で並んだが、得失点差で下回り4位のままとなった。

 ポチェッティーノ監督は「第一の目標はトップ4の確保になる。3年連続でそれが達成できれば素晴らしいことだ。それが確実になれば4位より上、3位もしくは2位に入るチャンスだ」と話し、選手たちに首位マンチェスター・シティ(Manchester City)に迫る成績を残すよう促した。(c)AFP