【3月27日 AFP】男子テニス、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、仏ニース(Nice)のムラトグルー・テニスアカデミー(Mouratoglou Tennis Academy)で臀部(でんぶ)の手術から約3か月ぶりに練習を再開した。

 アカデミーの関係者はAFPに対し「アンディ・マレーは金曜日(23日)の夜に到着し、少なくとも4月の第1週までは滞在する予定だ」とコメント。インスタグラム(Instagram)に投稿された動画では、マレーがコーチのジェイミー・デルガード(Jamie Delgado)氏とハードコートで練習する様子が確認されている。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るマレーは、これまで6月のグラス(芝)コートシーズンでの復帰を目指していたが、今回のトレーニング再開で予定より早く復帰する可能性が高まっている。

 現在30歳のマレーは、準々決勝でサム・クエリー(Sam Querrey、米国)に敗れた昨年7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)を最後に実戦からは遠ざかっており、世界ランキングは29位にまで落ちている。(c)AFP