【3月25日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は24日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-3、3-6、6-7(4-7)でタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)に逆転負けを喫し、世界ランキング1位の座を失うことになった。試合後には「クレーシーズンはプレーしないことに決めた」と話し、2年連続でクレーコートシーズンを休養に充てると発表している。

 昨季のフェデラーは、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)とマイアミ・オープンを連続で優勝したあと休養に入り、復帰した6月中旬のメルセデス・カップ(MercedesCup 2017)では初戦敗退に終わったものの、その後のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2017)、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)を制した。

 さらに今季は、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)で通算20回目の四大大会(グランドスラム)制覇を果たし、2月のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2018)でも優勝して世界ランキング1位に返り咲いていた。

 しかし、1位の座を守るためには準々決勝に進出する必要があった今大会でまさかの初戦敗退に終わり、大会終了後に更新されるランキングで、再びラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に王座を明け渡すことになった。(c)AFP