【3月23日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は22日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は3-6、6-3、7-5でラッキールーザーのオシアン・ドダン(Oceane Dodin、フランス)に逆転勝ちし、3回戦進出を決めた。

 この日が大会初戦となった世界ランク1位のハレプは、強力なグラウンドストロークを武器にするドダンに押され、第3セットで2-4とリードを許したが、そこから4ゲームを連取して自身が「クレイジーな試合」と語る一戦を制した。

 すでに今大会終了後の王座維持は確定しているハレプは、苦戦を強いられた試合後「今年はタフな試合を何回も経験しているから慣れている」とした上で「とにかく集中を維持し、あきらめたくなかった。最終的に勝つことができた。きょうは最後までファイトできたのが最も大きかったと思う」と話した。

「このような相手との対戦はタフ。彼女はかなりハードヒットしてくるし、どこからボールが来るか分からない。とにかく足を使ってボールを返し、彼女をもっと動かそうとした。走りながら打つ時はいつもほど強打できていなかったから」

 3回戦では元世界2位で第30シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と顔を合わせるハレプは「次はより攻撃的にいかないとならない。相手を後ろに下げられるように角度をつけ、オープンコートをつくっていかないといけない」とコメントした。(c)AFP