【3月6日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが5日に発表され、通算2度のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)制覇を誇る英国のアンディ・マレー(Andy Murray)が、同胞のカイル・エドモンド(Kyle Edmund)に順位を抜かれ、2006年から維持してきた同国ナンバーワンの座を明け渡した。

 エドモンドが全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)でベスト4入りを果たす快進撃をみせるなどして24位に浮上した一方で、元世界ランク1位のマレーは今年1月に臀部(でんぶ)の手術を受けるなど故障による欠場が続き、29位まで後退した。

 この他では、3日のメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2018)決勝でケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)にストレート勝ちを収めたファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が順位を1ランク上げて8位につけた。

最新ATPランキングは以下の通り。

1位:ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)/1万60ポイント
2位:ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)/9460ポイント
3位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/4870ポイント
4位:グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)/4635ポイント
5位:アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/4540ポイント
6位:ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)/3810ポイント
7位:ダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)/3280ポイント
8位:ファン・マルティン・デルポトロ/3200ポイント
9位:ケビン・アンダーソン/3080ポイント
10位:ジャック・ソック(Jack Sock、米国)/2650ポイント

24位:カイル・エドモンド/1642ポイント
29位:アンディ・マレー/1460ポイント

(c)AFP