【3月4日 AFP】テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2018)は3日、男子シングルスの決勝が行われ、大会第6シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が6-4、6-4のストレートで好調を維持している第5シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を退け、今季初タイトルを獲得した。

 29歳のデルポトロは、ランキング10位以内の選手3人と対戦する厳しい組み合わせを勝ち抜き、ツアー通算21勝目。しかし大きめのタイトルとしては、2014年シーズン以来久々の優勝となった。

 初戦でミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)を下したデルポトロは、続けてこの大会を4回制しているダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を退けると、ランク6位のドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)、5位のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を破って勝ち上がり、そして決勝では8位のアンダーソンに勝利した。

 デルポトロはまた、対アンダーソン戦で7戦全勝と圧倒的な戦績を残している。デル・ポトロとアンダーソンの対戦は、2011年に初めて顔を合わせたデルレイビーチ・オープン(2011 Delray Beach Open)以降、すべてハードコートでの戦いとなっている。

 敗れたアンダーソンは、ニューヨーク・オープン(New York Open 2018)でタイトルを獲得してこの大会に乗り込んでいたが、連勝は8でストップした。(c)AFP