【3月2日 AFP】タイの首都バンコクで2日、新政党の登録受け付けが始まり、既に34の政党名とロゴが申請された。軍事政権下の同国が、民政復帰に向けた一歩を踏み出した。

 タイでは2014年のクーデター後に軍事政権が発足。それ以降、軍は全ての政治活動を禁止し、総選挙の実施は何度も延期されてきた。

 しかし今週、軍政は2019年2月までに選挙を行うと約束した。

 タイの選挙管理委員会はAFPに対し、「これまでに34の政党名の申請が行われた」と述べている。その中には、「シャム民主党(Siam Democrat Party)」や「タイ統一党(Thai Unity Party)」などがあるという。審査期間は30日間。(c)AFP