■「勇猛果敢な相手」

 今シーズン、シティの選手が悪質なファウルを受けてもレッドカードを提示されていないことについて批判してきたグアルディオラ監督は、「あれはレッドカードだ」とすると、「サッカーのことを聞きたいのであればそうしてくれ。通路では何も起きていない。審判はその立場を貫くべきだ。相手は本当に勇猛果敢だった」とコメントした。

 負傷で長期離脱を余儀なくされているベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)に代わり左サイドバックでプレーしているデルフを欠くことは、シティにとって大きな痛手になるとみられている。しかし、フィールド上での反応とは裏腹に、グアルディオラ監督は主審の裁定には何の問題もないとして、「あれは不要なプレーだ。審判は自分の判断を下すだけ。私はここで批判する立場にはないから、あれはレッドカードだ。そこから学ばなければならない」と強調した。

 ウィガンが2013年のFAカップ決勝を再現する大番狂わせを演じてサウサンプトン(Southampton FC)との準々決勝に進出し、シティを今季4冠達成に導く夢が打ち砕かれたグアルディオラ監督は、「目指していなかったつもりはなかった。そのことは心残りだ。FAカップは素晴らしい大会なので残念だが、試合時間に起きたことがすべてで、彼らが勝利にふさわしかった」と語った。

 しかし、試合後にはアグエロが自分の身を守りながらフィールドを後にするなど、勝利に水を差されてしまったウィガンのデビッド・シャープ(David Sharpe)会長は、クラブのサポーターがピッチに侵入したことについて批判し、「良くない光景だ。サッカーではファンが盛り上がるものだ。しかし、試合の最後にこんな場面は見たくない。最高の結果だが、サッカーは紳士らしくあるべきだ。こんな光景は見たくない」とコメントした。(c)AFP/Ian Whittell