【1月11日 AFP】英国の欧州連合(EU)離脱派の急先鋒(せんぽう)の一人だったナイジェル・ファラージ(Nigel Farage)氏は11日、離脱反対派を黙らせるべく、国民投票を再度実施してはどうかと提案した。

 ファラージ氏はツイッター(Twitter)に、「もしかしたら、本当にもしかしたらの話だが、われわれはEUをめぐる2度目の国民投票を行うべきではないか。そうすれば今世代の間は、この問題がきっぱりと決着するだろう」と投稿した。

 かつて英国独立党(UKIP)を率いたファラージ氏はこれに先立ち、英テレビ局チャンネル5(Channel 5)の番組に出演し、トニー・ブレア(Tony Blair)元首相などの親欧派は「絶対に絶対に諦めない。離脱プロセスの間中、不平をグダグダと漏らし、愚痴をこぼし続けるだろう」と指摘。

「だからもしかしたら、本当にもしかしたらの話だが、EUをめぐる2度目の国民投票を実施すべきなのではないかと考えるところまで来ている。離脱賛成票の割合は、前回より次回の方がずっと高くなるだろう。そうすれば何もかもおしまいにできる。ブレア(元首相)も完全な日陰者に成り果てる」と訴えていた。(c)AFP