クラブW杯でふくらはぎを痛めたロナウド、クラシコに向けて個人練習
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【12月22日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された17クラブW杯(2017 FIFA Club World Cup)の決勝でふくらはぎを打撲していたスペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が21日、FCバルセロナ(FC Barcelona)の伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」に向けて個人練習を行った。
ポルトガル代表のロナウドは、決勝点となるFKを決めてチームを1-0の勝利に導いた南米王者グレミオ(Gremio、ブラジル)との16日の試合で負傷し、簡単な治療を受けたものの、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で行われる23日のバルセロナ戦には間に合うとみられている。
レアルはチームの公式サイトで「ロナウドはボールありとなしの両方で個人練習を行った」と公表。通算5回のバロンドール(Ballon d'Or)受賞を果たした同選手は、スペインに帰国して19日と20日はジムでの調整にとどまっており、ようやく21日になってスパイクを履いて個人練習に臨んだ。
スペイン紙の日刊紙アス(AS)は、今季リーグ戦で無敗を誇るバルセロナを勝ち点11差で追いかけているレアルのロナウドについて、「大事を取っている」にすぎないとしており、「直前に不測の事態が起きなければ、クラシコには出場するだろう」と伝えている。
ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が率いるレアルは現在、リーグ2位のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)、同3位のバレンシア(Valencia CF)に続いて現在4位につけており、優勝争いに踏みとどまるためには、今週末の勝利が不可欠な状況となっている。(c)AFP