【12月3日 AFP】韓国・仁川(Incheon)の沖合で3日朝、釣り船が給油船と衝突して転覆し、13人が死亡、2人が行方不明となっている。韓国海洋警察庁が発表した。

 転覆したのは釣り客20人、船員2人が載った釣り船「ソンチャン1号(Seonchang-1)」。同号は3日午前6時頃、韓国西北部の港湾都市、仁川沖で336トンの給油船と衝突して転覆。海洋警察によると、遺体で発見されたり、病院への搬送後に死亡したりして13人の死亡が確認された。また、釣り船の船長を含む2人が現在も行方が分からないままだ。このほか7人が病院で手当を受けている。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、乗客は全員が救命胴衣を身に着けていたが、多くが低体温症に陥ったとみられる。

 給油船側には死傷者は出ていない。(c)AFP