【11月11日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)大陸間プレーオフ第1戦は10日、ホンジュラスのサンペドロスラ(San Pedro Sula)で行われ、オーストラリアは0-0でホンジュラスと引き分け、本大会進出に近づいた。

 サッカルーズ(Socceroos、オーストラリア代表の愛称)は、フィジカルを押し出したホンジュラスを相手に試合を支配したが、トミ・ユリッチ(Tomi Juric)が前後半に訪れた絶好の得点機を生かせず、敵地で貴重なアウェーゴールを手にすることはできなかった。

 しかし、アンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督率いるオーストラリアは高温多湿のコンディションの中で統制の取れたパフォーマンスを披露し、4大会連続のW杯出場を決める自信を手に、15日に母国で行われる第2戦に臨むことになる。

 先週足首を負傷したティム・ケーヒル(Tim Cahill)は出場の可能性もうわさされたが、同選手は試合を通じてベンチにいたままだった。

 ユリッチは前半に1対1、後半にはフリーでヘディングシュートというチャンスを潰して得点できず、同国の最多得点記録を持つケーヒルの不在はオーストラリアにとって痛手となった。(c)AFP