【11月6日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の大陸間プレーオフに臨むオーストラリア代表のティム・ケーヒル(Tim Cahill)は6日、負傷した足首を治療するためのアイシング用の機械とともにホンジュラスに旅立った。

 37歳のケーヒルは、15時間のフライト中に代表チームの医療スタッフの治療を受けるとした上で、「24時間体制」で早期回復に努めたいと付け加えた。

 Aリーグのメルボルン・シティ(Melbourne City)に所属するケーヒルは、3日に行われたシドニーFC(Sydney FC)とのリーグ戦でボールを競る際に右足首をひねった。検査の結果、骨折の可能性は排除されている。

 同国の歴代最多得点記録を持ち、シリアとのアジア・プレーオフで2得点を挙げてチームを勝利に導いたケーヒルは、10日に敵地サンペドロスラ(San Pedro Sula)で行われる大陸間プレーオフ初戦に間に合う保証はないと明かした。

 氷のうを足首に巻いてメルボルンの空港に到着したケーヒルは「何も約束はできない。それでも、このプレーオフは僕らにとって、4大会連続のW杯出場のチャンスにつながるとてつもなく大きな機会だ」とコメント。

「計算づくの決断が奏功すれば、万々歳だ。24時間体制で回復のスピードアップができる」

 15日にシドニーで行われる第2戦を前に、何らかの役割を果たせるようにするため、ケーヒルは足首の治療に当たる2人の理学療法士を帯同する。

「フライトは15時間なので、そこまでの行程で四つの治療に加えてアイシングをすることになる」

「オーストラリアのサッカー界にとって、大きな大きな2週間になる。試しにやってみるかもしれない。仮にそうはならなくても、チームメートとともに最前線にいたいんだ」 (c)AFP